喪女の奇妙な冒険

負けるな!Eランク人間!

真夏のせいだよ 1,2,Jump!

最近お顔がとてもタイプな男性に出会った。実物を見る前に写真でその人を見ていたのだが、写真を見た瞬間に「ああ、可愛い。好きだ。」と思った。予めお伝えしておこう。私は死ぬほどチョロい。どのくらいかと言うと、それはもうチョロチョロのチョロのチョロチョロ助である。

 

とにかく写真を見た瞬間に私の「この人、好き」センサーが反応した。もうビンッビンである。友人にも顔タイプな奴みつけたやべぇ、と写真を見せた記憶があるようなないような記憶がある。写真を見てからおよそ1ヶ月後、遂にご本人にご対面することとなった。というかなっていたんだよ。もうそれはバリバリに決定づけられたスケジュールだったんです。リアルで見た瞬間に、思った。もう心の底から思った。「えっ、可愛い。」もう本当に可愛い。可愛いんだけど…。写真でも可愛かったのに実物はもっと可愛かった。することがないときにじっと他の人の顔を謎に見つめているところとか、古着っぽいけど多分古着風を狙ったデザインなだけで普通に新品で買ったんだろうなあというような服を着ているところとか、ひとつひとつが可愛い。そしてそんなに可愛い男性が、11cmヒールを履いた私より、背が高い。背が高い系可愛い男子。まさに最強である。

 

もろ好みの男性に出会ってしまった私がまず取る行動。お分かりであろう。ネットストーカーだ。有難いことにお名前は簡単に知ることができたのでチャチャッとSNSのアカウントを特定した。ちなみに彼のTwitterアカウントを特定したあたりで、「こういう時ってテキトーに話して仲良くなって、アカウント聞き出すのが正解なのでわ…?」と気が付いた。今後は気をつけようと思う。

 

SNSに投稿しては削除を繰り返している私とは違って、彼のSNSからは歴史を感じた。そういう性分なので、ある程度遡って見てしまうのだが、純度100%の可愛いがそこには溢れていた。私は幸せな気持ちになり、スマホを閉じた。

 

─────と、そんな素敵ストーカー物語で終わるわけにはいかない。私は見つけてしまったのだ。今年の8月上旬の投稿、楽しそうに仲間たちと笑う彼の頭上。

 

見つけてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニット帽

 

8月上旬のクソ暑い中、彼はニット帽を被っていたのだ。

 

 

 

しかもBen Davis。

 

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いや、いいけどさ。

 

夏にニット帽をかぶる奴、まじで理解できねえんだよ。

 

向こうからすると「いや別に、お前に理解してもらおうと思っていないし…」という話だと思う。間違いない。人生におけるモブCがどう思おうが彼には関係のない話だ。

 

しかし…真夏にニット帽…。

 

ファッションなのは理解できるのだが、一時期流行っていたことも頭では分かっているのだが、何故真夏にニット帽をかぶるんですか?まじで。暑いし蒸し蒸しするし日除けにはならないし、かぶるメリットゼロじゃないですか?

 

 

どうしても理解することのできなかった私は、今回もグーグル先生にお伺いを立てた。

 

すると、出てきました。夏にニット帽をかぶる7つのメリット!おお!7つもあるのか!

 

 

①髪の毛をセットする必要がない。急な用事でも被ってそのまま出かけることも


②他の帽子に比べて値段が安い。2000円以下で買えるものも多いです。


③いろんな色があるのでアクセントに最適。オシャレのアクセントに使いやすいです。


④服が安物でもおしゃれに見える。これ以外と重要です。ニット帽を被れば服はユニクロなどでもオシャレに見えます。


⑤なんとなくクリエイティブに見える。ニット帽を被ってスタバでドヤリングなんかもいけると思います。


⑥たためるので持ち運びや収納も楽チン。これも重要です。不要なら鞄に簡単に収納できます。


⑦髪の毛が寂しい人でも風の日も安心。ハゲの人にとって風って悪夢ですよね。でも、ニット帽があると安心です。

(出典:http://www.kurasinositen.com/natu-nittobou-iitokoro/)

 

 

 

………いや、アホか?

 

おっと危ない本音が出てしまった。

 

 

①まあわかる…いや普通にキャップで良くない?

 

②まあわかる…いや……いや、まあそうなのか…

 

③まあわか…いや普通にキャップで良くない?そんなカラバリに差ある?

 

④まあわか…らない。全くわからない。逆にダサくない?個人的にはブランドものでさえ地に堕ちるファッションなのですが…。

 

⑤まあ…全くわからない…アホ?

 

⑥不要ならカバンに収納って…そもそも被って出てくるなよ…(季節問わずニット帽系人間は室内でも常に帽子をかぶり続けることで有名)

 

⑦蒸せて逆に禿げるよ

 

 

 

なんか突然全てがどうでも良くなったのでこれにて終わりにする。2ヶ月くらい前に途中まで書いたものが下書きとして化石化されていたのを発見したので、なんだかこんな感じにしてみた。ちなみに私は今日も彼氏がいない。

 

最近気がついたのですが、私どうやら真夏にニット帽をかぶる人っていうかそもそもニット帽があまり好きじゃないみたいです。ごめん。ニット帽好きな人、これからも季節を気にせず元気に被っちゃってください。クリエイチブに見えますから。

 

オワ

明日から本気だすから

「♪ボクの名前はウンチーコング 届け届けキミに〜」きゃりーぱみゅぱみゅキミに100パーセントのメロディーに合わせてずっと歌ってしまう。バイト中だってのに何やってんだ。おい!そこのおっさん!負けてるからって台を殴るな唾吐くな!

 

何の話だったっけ。

 

そうだ、ウンチーコングだ。

 

ウンチーコング。ウンチーは言わずもがなうんちのことである。うんち。うんこ。糞。糞は糞でも、馬糞。馬糞は、良い。馬糞の語感の良さには感動を禁じ得ない。「ギャフン!」みたいな語呂の良さがある。しかしギャフン!とは異なり「バフン!」というのは「俺は、やる、ぞ!」という気持ちを感じられる。素晴らしい単語だ。そう思わないか?

 

何の話だったっけ。

 

そうだ、ウンチーコングだ。

 

ウンチーは上記の通り"うんち"である。もっとうんちのことを理解したい皆様は、ゆゆうたニキの「一般男性脱糞シリーズ」を見ること、そしてツイッターで「D忍者」と検索・フォローをすることをお勧めする。

 

次だ。"コング"とは一体何なのか。キングコングドンキーコング。皆さんご存知の"コング"であるが、意外と単語として存在するものは少ない。コングって何だ?コングって、何だ?グーグル先生!グーグル先生!コングって何なんですか!?大慌てで私は検索した。

 

  1. 映画「キングコング」に登場する怪獣の愛称。この作品の影響で日本で『コング=ゴリラの英名』ないしは『大型の類人猿』と広く誤解され定着するようになった。任天堂のコンピュータゲーム『ドンキーコングシリーズ』の主人公・2代目ドンキーコング。また、その仲間達の総称「コングファミリー」。
  2. 特撮ドラマ『大戦隊ゴーグルファイブ』の等身大の敵キャラクター「モズー」が後半に乗り込む同型(初期は別型)の巨大敵ロボットに「〜コング」という名称が用いられた(ネズミコング、カマキリコングなど)。
  3. エニックス(現:スクウェア・エニックス)のコンピュータゲーム『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』に登場するモンスター。
  4. 「Kong」はデンマーク語で「王」の意。英語の「King(キング)」に同じ。
  5. ペットフードを空洞に入れてイヌに与える玩具。 →コング (玩具)
  6. NESTAGE新潟県で展開するゲームソフト販売店フランチャイズチェーン。 →COMG!
  7. ゲイビデオを中心としたアダルトビデオメーカー。→KONG

(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コング)

 

ふむ。我々が考える"コング"は映画"キングコング"のイメージが大きく影響を与えているようだ。ちなみにキングコングの別名は"世界第8の不思議"らしい。第8って!また中途半端な。

 

世界八番目の不思議(英語:Eighth Wonder of the World)とは、世界の七不思議に次ぐ注目すべき構造物を指すために使われる言葉である。

(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/世界八番目の不思議)

 

はえ〜。世界第8の不思議というのはそういう単語として存在するんですね。となると次は世界の七不思議が気になる。もう流れが読めてきましたね。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/世界の七不思議

 

情報量が多すぎて嫌になったので勝手にリンク踏んで読んでください。ただのウィキなので踏んだら私にお金が入るなんてことはありません。あったらいいのに。

 

何の話だったっけ。

 

そうだ、ウンチーコングだ。

 

コングって面白いですよね。デンマーク語で"王"を意味するなんて。キングコングなんてキングキングのコングコングですやん。王王ですよ。おうおう。でもコングはやはりコングでしたね。

 

結局ウンチーコングは何なのか分かりませんでした。ウンチーコングはウンチーコングらしいです。

 

 

ウンチーコングって知ってる?

 

ウ  ン  チ  ー  コ  ン  グ 
にどとまちがえるなくそが

 

 

コングの引用だけでかなりの文字数ですね。はあ。彼氏欲しい。

あの光はね

彼氏と別れた。別に付き合おうとか別れようとか言ったわけでも言われたわけでもないから、彼氏って言っていいのかも分からないけれど。初めてセックスしたときに「ねえこれって私たち付き合ってるの?」と聞いたら「知らない。」と言われてなんて無責任なヤツなんだと思ったことは覚えている。それからは何となくずっと一緒にいて、というか彼はフリーターで暇人だったから私の家に入り浸っていて、特に2人で遊びに行ったりとかはしなかったけど2人で過ごす無意味な時間が私は結構好きだった。

 

 

 

仕事帰り、もう寝てるかもなって静かにおうちに入ったら、リビングで彼が友人と電話をしているのが聞こえた。彼は私の家のことを"彼女の家"と呼んだ。知らないって言ってたのにいつの間にそういうことになったのかなあ、テキトーなヤツだ、と私は思った。セフレって言ったら体が悪いからそう言ってるだけかもなあとも思ったけれど、そのテキトーさがどうしようもなく愛しかったから。私は何も聞かなかったフリをして「ただいま。」と言った。彼は「あ、帰ってきたから切るわ。じゃあな。」と電話を切っただけで私におかえりは言ってくれなかった。

 

 

 

夏が終わりかけのある日、夜2時過ぎくらいだっただろうか。彼がどうしても寝れないと言うので一緒におさんぽすることにした。私が暗い道は怖いからと明るい道に進みたがると、必ず彼はそんなのつまらないと言って暗い道へ暗い道へと進んで行った。くたびれた白いスウェットを着て暗闇に溶けていたいと言う彼を、私は厨二病くさいと言って笑った。あの日も彼は暗い道へと行きたがって、私はそんな彼について行った。人影も街灯もほとんどなくて、立ち並ぶ家はみんな眠りについていたから、すっかり細くなってしまった月以外私たちを照らすものはほとんど何もなくって、彼が吸うタバコの火だけが赤く燃えていた。なんだかそんな気分だったので、私にも一本ちょうだいとおねだりすると、彼はやめとけと言った。もういい大人なんだから今更タバコを吸おうなんて思うなよ、って。「じゃあなんであなたはタバコを吸っているの?」と聞いたら「ガキのときはタバコとかかっこいいと思っちゃうだろ、周りが吸ってるの見てかっこいいと思っちゃったんだよ。お前はもういい大人でちゃんと判断力もあるんだから、今更わざわざ吸うなよ。吸ってもいいことないし。」と返された。お前の方がいい大人じゃないか。「禁煙すればいいじゃん。」既に喫煙歴10年以上の彼にそう言うと、「今更無理だよ、意志弱いの知ったんだろ。」と言って彼は少し笑った。タバコはあまり好きじゃなかったけれど、彼がタバコを吸う姿を見るのは結構好きだったので、私はそれ以上何も言わなかった。

 

私たちはずっと歩いた。ゆったりと、歩いた。長い階段以外に選択肢がなくなってしまったので私は帰ろうと言った。帰りたいならひとりで帰れば、と彼は答えた。スマホも持たず出てきてしまったから、方向音痴の私がひとりで家まで帰れないことなんて分かりきっているはずなのに。ひどいヤツだ。私はいっつも彼を指針に歩いていたから。仕方なく、彼と一緒にその長い階段を登ることにした。彼は階段の段数を数えながら登っていたけれど、138段目で数えるのをやめてしまった。その後はただ黙々と、二人で階段を登った。登りきったらそこには綺麗な夜景が…なんてこともなくて、ただまた薄暗い道が、しかも緩やかな上り坂が、続いているだけだった。私はとうに家に帰りたい気分だったのだけれど、彼はまだまだ帰る気がなさそうだったのでそのまま一緒に歩いた。そんなに経たないうちに、道は行き止まりになってしまった。そこにあったのは墓地だった。広い広い真っ暗な墓地。そして墓地たちに覆い被さるように生えている一本の大きな木。他には何もなくて、普通だったら怖いと思うのかもしれないけれど、私はなんだか安心感を感じた。彼もきっと同じような気持ちだったんじゃないかなと、そう思う。少し歩き疲れた私たちは、二人で石段に座った。木が作る陰で月の光は遮られ、あたりは一層暗くなった。何を話すでもなく、彼はタバコに火をつけ、私はただそんな彼を眺めていた。3本目のタバコを吸い終わる頃、彼がふと呟いた。「この木、秋になれば色変わんのかな。」「さあ?変わるかもね。」特に興味がなかった私は、そう答えた。「また秋になったら、来ようよ。」彼が未来の話をすることなんて滅多にないから、私は少し驚いてそして少しワクワクした。でもその気持ちを悟られるのはなんだかとても悔しかったので、私は「いいよ。」と素っ気無く答えた。

 

 

11月になった。彼からはここ1ヶ月と少し、連絡が来ていない。いつ死んでもおかしくないような人だったから、少し心配になって、合鍵を引っ張り出して家まで様子を見に行った。久しぶりの彼の家にはその時誰もいなくて、彼の帰りを待つか少し迷った。相変わらず汚いなあなんて思いながら軽く片付けをしていると、私のものではない女物の下着が出てきた。ああ、そういうことか。私は妙に納得して、静かに家を出た。合鍵をポストに入れたが、チラシでいっぱいのポストからはなんの音も鳴らなかった。別に私たちの間には何かがあったわけではないし、彼と知らない彼女の間にも何かがあるわけじゃないのかもしれないけれど。今後彼から連絡が来ることは一切ないだろうし、私から彼に連絡することももうない。

 

全然悲しいなんて思っていないつもりだったけれど、実は意外とショックを受けていたのかもしれない。2人で眠る時はいっつもベッドが狭いって文句を言っていたけれど、いざひとりになってしまったらやけに広く感じて嫌だった。どうしても眠れなくて、薄暗い部屋でツイッターを眺めていた。私の家は大通りに面しているから、いっつも酔っ払いの声とか救急車のサイレンとかでうるさい。それを嫌だなあって感じることも多々あるけど、そのときはなんだかその喧騒が愛しく感じた。同級生の女が「秋を感じる」とただ自分の可愛さを主張したいような、葉っぱに顔を近づけてほのかに微笑んでいる、そんな写真を投稿をしているのを見てふと思い出した。あそこのお墓の木、どうなってるかな。私はユニクロのモコモコの上着を着て、季節外れのクロックスを履いて、外に出た。今日はちゃんとスマホを持って、歩き疲れたらタクシーに乗っちゃおうなんて考えて財布も持って、出た。2人でゆっくり歩いていたときはかなりの距離を歩いていたように感じたけれど、サクサクひとりで歩いて行ったら、実際には30分もかからなくって私は拍子抜けした。階段はやっぱりきつかったけど。

 

満月に照らされてその墓地はこの前とは随分様子が違って見えた。満月は明るすぎて少し気が滅入っちゃうな、なんて少し思ったりもした。肝心の木はというと、この前と全く様子が変わっていなくて、拍子抜けしたような安心したようなそんな気持ちになった。これから色づいていくのかもしれないし、もしかしたらずっとこのままなのかもしれない。けれど私はもうここに来ることはないだろうし、今後この木がどう姿を変えていくかも見ることはない。知りたいとも大して思わないし。

 

この前おさんぽしたとき、細い月を見て「月、綺麗だね。」と彼が言ったのを思い出した。彼は夏目漱石なんて名前しか知らないだろうから、他意はなかったんだろうけど。それでも私はちょっと嬉しい気持ちになった。キラキラ輝く満月を見て、今日の月はきっと綺麗って言わないだろうな、と思った。だからどうってわけじゃないけど。そんな気がした。

 

 

金輪際会うことはないだろうけれど、どうか緩やかに幸せに生きてくれたらいいな、とそう思う。私も死なないからさ。だから、死なないでね。どうか、お元気で。

 

 

今週のお題「紅葉」

僕は音楽あれば最高です(泣)

 

昨日見た夢の話をします。

 

 

第1章 見つけてしまった

 

スクランブル交差点のど真ん中でThe mirrazのギターボーカルをしている畠山承平さんが歌っていた。他のメンバーはいなかった。ひとりでギターも持たずにそこに立って歌っていた。「うわ!畠山さんだ!やべえ!!」と思ったけど、邪魔をしてはいけない…と思ってそのまま気にせず通り過ぎた。

 

 

第2章 園児と私と畠山さん

 

その後、また同じ場所を通ると畠山さんは相変わらず歌っていた。でもさっきと違ってなんか声が小さくて若干恥ずかしがってる感じ。役決めのときは出しゃばって主役に立候補したけれどいざ人前で歌うとなると自ら立候補したことはやり遂げなければならないという使命感から真面目にやろうという意志は見えるもののしかしやはりナルシシズムに浸かり切ることができず恥ずかしさから半笑いになりながら学芸会の練習に取り組む幼稚園児のような感じだった。ちなみに私は幼稚園の学芸会で大天使がやりたかったのに、嫌いな女の子にじゃんけんで負けて天使になりました。それはともかく、あの畠山さんがさっきより少し情けなく見える。とにかくミイラズの大ファンの私は色々な想いと格闘した結果、畠山さんに話しかけることにした。

 

 

第3章 会話編

 

「あの…ミイラズの畠山さんですよね!?ファンです!今日はどうやってここまで来たんですか!?」一番最初に聞くことかよそれ、と思う。今なら思う。けどそのときは何故か交通手段が気になったのだ。彼は自転車でここまで来たと答えた。いやなんでスクランブル交差点のど真ん中で歌っていたのかを聞けよ。いつまで歌うのかと尋ねたところ、そろそろ帰ろうかなと思っていたとのことだったので(まあそりゃさっきと違ってちょっと照れてたもんね、恥ずかしそうに歌ってたもんね)、一緒に駐輪場まで歩くことにした。どのくらい歩いたかは分からない。多分めっちゃちょっとしか歩いてない。なんならスクランブル交差点のど真ん中から道まで歩いただけかも。外観は完全にクレアーズなのに中身は完全にドラッグストアという謎商店の前に、黒くて丸いバッグがあった。シンバルケースみたいな。

 

 

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(https://jp.yamaha.com/products/brands/protectionracket/aaa_semi_hard_drum_case/a6021/index.html)

シンバルケースの認知度に不安を覚えたのでこちらが参考画像になります。

 

とにかく道端にこんなバッグが転がっていたのだ。畠山さんはこのバッグを指差して言った。「あ、これこれ。これ俺のチャリ。」

 

 

第4章 チャリの定義

 

畠山さんは慣れた手つきでバッグを開けて中身を取り出した。畠山さんが自転車と呼ぶ"それ"は明らかに自転車ではなかった。今考えると絶対自転車ではなかった。しかし夢の中の私にはそこまでの判断力はない。

 

"それ"の外観を説明しよう。自転車のタイヤを想像してくれ。ごく普通の自転車のタイヤ。

 

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(https://wowma.jp/item/278864726?aff_id=kwm)

 

そうそう、これこれ。普通の自転車のタイヤ。これの周りの黒い円の部分を完全に取り除いたものを想像してくれ。

 

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こんな感じ。もう既に自転車ではないしタイヤですらない。まあいい。次だ。この大量の串(串ではない)の先端にはネズミが刺さっていた。

 

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そう。まさにこんな感じだった。ちなみにネズミは全て生きていた。生きた状態で刺さっていた。動物虐待の話になるかもしれないが、まじで「これで超当然!僕らは平気さ!」という顔で刺さっていた。念のため重ねて述べておくがこれは夢の中の話であり、現実世界の畠山さんはバンドメンバーに「あんなにいい人見たことがない」と言われ、大好きな犬について「DOG IS GOD」という曲を作るも、レコーディングの際に泣いてしまい歌うことができず結局お蔵入りになった、という逸話を持つ優しい男である。ネズミを生きたまま串刺しにするわけがない。話を戻そう。畠山さんは「この自転車はこのネズミたちが走る力を利用して走るんだ。」と言った。初めて見るタイプの自転車に驚きつつも興味を持った私は、私も乗ってみたいと言ったように思う。畠山さんは快諾してくれた。「じゃあ作り方教えてあげるよ。」いや乗せてくれないんかい!てか自分で作れるんかい!こうして私は自分の自転車を新たに作ることになった。

 

 

第5章 自転車を作ろう!

 

 "周りの黒い部分を完全に取り除いた状態の普通の自転車のタイヤ"は何故か元からそこにあった。問題のネズミはというと、そこら辺に走っている子らを普通に素手で捕まえていた。もしかしたらあそこは高田馬場だったのかもしれない。「こうやってケツの穴から刺すんだ。1ミリでもズレたらネズミが苦しんでしまって100%の力を出し切ることができない。」なんて解説をしながら畠山さんは慣れた手つきでネズミを刺して行く。クレアーズの店員さんたちは丁度閉店作業を始めており、作業する私たちを気にも留めることなく店のシャッターを閉めた。ちなみにこのシャッターは透明だったため、我々は気楽に店内の様子を伺うことができた。シャッターを閉めたのち、店員さんたちはレジの周りに集まって何かの作業をしていた。

 結局自分では何もできない私はただ畠山さんの華麗な手さばきを眺めていた。作業も終盤に差し掛かっていたその時、突然畠山さんが立ち上がった。ネズミのケツの穴を上手く捉えることができなかったらしく、その悔しさから彼はクレアーズのシャッターを蹴り上げた。素人目に見たら完璧に見えたが、職人の目から見ると明らかな失敗とのことだった。「ひとつでも失敗してしまうと円のバランスが悪くなる…。全てがダメになるんだ。」彼は言った。作業が終盤に差し掛かっていた時に、このミス。ことの重大さを感じた私は、自分のわがままから畠山さんに自転車を作ってもらっていたこともあって励ますことも、謝罪することも、できなかった。悔しがる畠山さんと何もできずただ立ち尽くす私。そんな私たちのところに、さっきシャッターを蹴り上げたときの音が気になったらしく店員さんが出てきた。

 

 

第6章  オチが皆無でごめんなさい

 

「すごく大きな音がしたのですが…どうなさいましたか?」閉店しているはずなのに、シャッターを蹴り上げたこちらが悪いのに、店員さんは低姿勢で聞いてきた。「ああ、すみません。実は」私の言葉を遮り、畠山さんが言った。「めちゃくちゃうんこしたいんですが、お手洗いをお借りしてもよろしいでしょうか?」店員さんは快諾、畠山さんはトイレへ行くべく店員さんと店の中へ消えた。作りかけの自転車と私は取り残されたままだった。

 

 

 

…とこのような夢でした。まじでオチが皆無でごめんなさい。夢って本当に訳が分からなくて訳が分からないですね。私はミイラズか大好きなので、私のこの糞みたいな夢のせいでミイラズに対してマイナスイメージを持つことだけはやめてください。お願いします。再度述べておきますが、畠山さんはバンドメンバーに「あんなにいい人見たことがない」と言われ、大好きな犬について「DOG IS GOD」という曲を作るも、レコーディングの際に泣いてしまい歌うことができず結局お蔵入りになった、という逸話を持つ優しい男なんです。また今度気が向いたらミイラズオススメブログでも書きます。多分。

 

 

謝罪大会見

ブログを書くときは常に何かしらのモチベーションがあるから、書く。何もモチベーションがないときはツイッターで「うんこ!」と呟いて終わりにする。昨日はバイト中暇で暇で仕方がなくて相変わらずおっさんの口が臭くておばさんは狂ったように全力でボタンを叩き続け掃除のおじちゃんに至ってはトイレのあと手を洗わないものだから、色々と考えてしまった。考えてしまったから、書いた。書いたんだよ、俺。

 

「その実、決別ブログ」とどこかで誰かが言っていた。もし私がアイドルだったら超絶私信ブログだった。悲しいことに私はアイドルではないけれども。しかしね、私はアイドルではないけれども挫・人間はアイドルな訳です。そうやって今日も世界は均衡を保っているんですよ。

 

ところで皆さん、挫・人間ご存知ですか?好きなバンドについてはいつか書きたいと思っていたのですが、ひとまず今日は私の推しメンギターの夏目創太氏の話でもしようかと思います。

 

以下、夏目くんのツイートたちです。

(尻)

 

ツイートも全て最高なのですが、無論ブログも全て最高なわけです。

https://lineblog.me/zaningen/

これは最近更新頻度が上がり全私が狂喜乱舞しているブログ。

http://tatakae-zinsei.doorblog.jp

これは結構昔に書いてたらしいブログ。どうやって探し出したかはもう忘れてしまいました。伝え忘れていましたが、私の特技はネットストーカーです。

 

そして、彼は挫・人間加入前に釈迦釈迦チキンというバンドでギターボーカルをしたりもしていたわけなのですが、これがまためちゃくちゃ良い。

https://shakachiki.bandcamp.com/releases

金を払いたくない奴はなんと無料でダウンロードすることも可能なので、是非聞いてください。オススメは、"翔子ちゃん"→"売春婦"→"電撃姫とテレポーター"と"言え"です。

 

なんかもっと深い話をしたかったのだけれど、好きなものは好きとしか言えないし最高なものは最高としか言えない。こうやって私はいつも「あれ最高でした!これ最高でした!それ最高でした!」とひたすら羅列するだけの糞つまらないファンレターを出すことになるのです。まあ夏目くんにファンレター出したことないけど。

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だって好きなもんは好きなんだもん。会いに行くの楽しみだな。オワリ。

 

 

つまり、俺は地球の全事象を愛してるって話

中学生の時の私はまじで気持ち悪かった。まじで。まじできもかった。

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冷静に考えてキモかったし正直かなりやばいやつだった。まじでキモかった。まじで。多分これ読んでる人だったら大体の人が知ってると思うけど、まじでキモかったよな。みんなよく私と友達やってるね。え?友達じゃない?そうですか…。とりあえず花火ちゃんの言葉を永遠に胸に刻んで生きていきたい。

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花火ちゃん可愛いし。

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しかしこんなこと言ってたら私一生人のこと好きになる権利さえ得られずに終わるな。

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まあもういいか。私にはゴールデンレトリバー2頭とメインクーン1匹と共に幸せに暮らすという素敵な夢があるのだ。

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ドッグラン欲しいから田舎の方ででかい庭付きの一戸建てでも買うのさ。でも虫嫌いだし庭掃除したくないからそれは誰かを雇ってしてもらう。

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そんな将来の夢。高校生あたりから柴犬もありだな、と心は揺れている。

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でも最近は爬虫類とかも気になってきちゃって、カメレオンとか蛇とか飼いたいかもしれない。独身の女がペットを飼い始めるとやばいとはよく聞く話だが、

そりゃそうだわ。わたし、飼う。

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そこにイケメンなお兄さん(ヒモ)なんていたら最高なんだけどなあ。できれば虫平気な人で、お掃除得意な人。しかし世の中そう甘くはない。あーあ、早くイケメン養いてえよ。

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中学生の時の私はまじで気持ち悪かった。とか過去形で書いてしまったけどきっと今も相当気持ち悪い。ごめん、地球。今日も酸素いただいています。

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何の話を書こうと思っていたか忘れてしまいました。はて。とりあえず中学生の時のあの負けない心を今また取り戻したい気持ちなのですが、全て無理です。もう私、何もできない。マフラー巻くこと以外、何もできない。ねほりんぱほりん見ること以外、何もできない。ところで「頑張れ!」って冷静に考えたら命令形なの超ムカつきませんか?頑張れない…って思っている時に「頑張れって未然形やん。アッ命令形やん。」と気がつきました。みんなよく「頑張れ!」って言うじゃないですか。いやいや待ってください。何故あなたに命令されなければならないのですか?と。人類へ。頑張ることを命令する単語をそんな気軽に使っちゃダメです。私より。さて、いつものごとく話は突然変わります。先程、なんとなくブログの下書きを読み返すなどしていたんです。すると、私のブログを面白いと言ってくれる方がいて嬉しいという旨が書かれていたのですが、「嬉しさのあまり3回でんぐり返しして、窓を突き破り、ベランダへと入場したのちに、万歳三唱をしながら飛び降りたい」などと書かれておりまして。いや、気持ち悪。みんなよく私と友達やってるね。え?友達じゃない?そうですか…。ちなみに先日「お前のブログは全然面白くねえからもう読まない。」という貴重なご意見も承りまして。いやありがてえ、地球。俺、自分のこと叱ってくれる人好きなんスよ。そんな感じっス。でももう読んでないってことは私のこの想いが届く日は来ないんですよね。あゝ人生。そんでもって当たり前に私のこと甘やかしてくれる人も愛しています。今日も貴重な人生の3分を無駄にしてくれている皆へ。愛してるぜ。私より。何も知らんけど。白米うま。今日も今日とて虚無を生産した俺に、乾杯!じゃあな。

踵で愛を打ち鳴らせ

酔っ払いって最高ですよね。わたし、今、酔っ払いです。今日は何故か友人が大学に遊びに来たり友人と別れて真面目に授業を受けたり全ての授業を終えて結局また友人と合流したりしました。タピオカ飲んでポテト食って、気づいたら最寄駅のコンビニで酒買ってカルパスつまみに飲んでいました。某超巨大駅の改札付近で友人と喋りながら、人間って面白いなあと思いました。突然男がナオンにディープキスなどし始め、我々は「行け!そのままラブホへ直行だ!行け!押せ!」と応援したい気持ちをタップダンスに変え、踊って踵を鳴らし、二人の愛が今晩素晴らしいものになるように祈るなどしました。気がついた時には二人は消滅していたので結局その後どうなったのかは知りません。あとは改札入っちゃったけど名残惜しそうに改札のこっち側と向こう側で柵越しに会話をするカップル。そういうものに私はなりたい。アパレル店員のお姉さんとサラリーマンのお兄さん、といった風貌だったのですがとてつもなく初々しい気持ちになりました。ここしばらく恋愛から離れた生活をしていたので、まじでそういう感情失ってしまったのではないかと悲しくなったりもしますがそれもまた人生。彼氏はできないし旦那もいないしなんなら友達だってほとんどいないけれど、100日に1日くらいは楽しい夜があるので今日も生きています。あとはやっぱりイケメンってサイコーじゃん。俺は生きてる。イケメンってサイコーで思い出したのですが、サラリーマンって良くないですか?スーツ、最高じゃないですか?仕事帰りの少しくたびれたサラリーマン、大好き。友人は32歳までじゃないと嫌とのことですが、私は29〜37歳くらいがいいです。まじで。あとNANAのタクミに人生狂わされたナオンなのでロン毛が好き。しっかり手入れされたロン毛大好き。でもまともな社会人でロン毛って存在し得ないんですよね。非常に悲しい。ロン毛×スーツど性癖なのですがどこかにいませんか?まあ冷静にいませんよね。悲しいです。こうやって私は今日も二次元へと逃避をするのです。三次元も大好きだけどね。だって生きてるって素晴らしいやん?世界中の何万何億というイケメンたちが今日も生きていることを考えると私も生きざるを得ないです。ところでなんで私はこんなにブサイクなんですか?地球のバグ?時空の歪みの中に誕生してしまったのがいけないのでしょうか。まあいいです。今は別に顔とかどうでも良くて、友人のn股騒動に巻き込まれている可能性があることが人生で一番面白いんです。人間って面倒臭いよなあと思うと同時に愉快な気分になってしまい反省しております。情緒が完全に崩れ去って、ナイナイのお見合い大作戦を見て号泣したり、深夜に突然缶ビール片手に散歩したり、バイト中に大声で爆笑したり、そんな人生ですが、部屋に落ちている私のパンツを見てまあそういうもんだよって友人が笑ってくれるので生きています。何の話これ?とりあえず楽しいのは良いことですよね。そろそろエッチな下着でも買いますか?使う日が来るかは知らないけれど…。では。