喪女の奇妙な冒険

負けるな!Eランク人間!

僕は音楽あれば最高です(泣)

 

昨日見た夢の話をします。

 

 

第1章 見つけてしまった

 

スクランブル交差点のど真ん中でThe mirrazのギターボーカルをしている畠山承平さんが歌っていた。他のメンバーはいなかった。ひとりでギターも持たずにそこに立って歌っていた。「うわ!畠山さんだ!やべえ!!」と思ったけど、邪魔をしてはいけない…と思ってそのまま気にせず通り過ぎた。

 

 

第2章 園児と私と畠山さん

 

その後、また同じ場所を通ると畠山さんは相変わらず歌っていた。でもさっきと違ってなんか声が小さくて若干恥ずかしがってる感じ。役決めのときは出しゃばって主役に立候補したけれどいざ人前で歌うとなると自ら立候補したことはやり遂げなければならないという使命感から真面目にやろうという意志は見えるもののしかしやはりナルシシズムに浸かり切ることができず恥ずかしさから半笑いになりながら学芸会の練習に取り組む幼稚園児のような感じだった。ちなみに私は幼稚園の学芸会で大天使がやりたかったのに、嫌いな女の子にじゃんけんで負けて天使になりました。それはともかく、あの畠山さんがさっきより少し情けなく見える。とにかくミイラズの大ファンの私は色々な想いと格闘した結果、畠山さんに話しかけることにした。

 

 

第3章 会話編

 

「あの…ミイラズの畠山さんですよね!?ファンです!今日はどうやってここまで来たんですか!?」一番最初に聞くことかよそれ、と思う。今なら思う。けどそのときは何故か交通手段が気になったのだ。彼は自転車でここまで来たと答えた。いやなんでスクランブル交差点のど真ん中で歌っていたのかを聞けよ。いつまで歌うのかと尋ねたところ、そろそろ帰ろうかなと思っていたとのことだったので(まあそりゃさっきと違ってちょっと照れてたもんね、恥ずかしそうに歌ってたもんね)、一緒に駐輪場まで歩くことにした。どのくらい歩いたかは分からない。多分めっちゃちょっとしか歩いてない。なんならスクランブル交差点のど真ん中から道まで歩いただけかも。外観は完全にクレアーズなのに中身は完全にドラッグストアという謎商店の前に、黒くて丸いバッグがあった。シンバルケースみたいな。

 

 

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(https://jp.yamaha.com/products/brands/protectionracket/aaa_semi_hard_drum_case/a6021/index.html)

シンバルケースの認知度に不安を覚えたのでこちらが参考画像になります。

 

とにかく道端にこんなバッグが転がっていたのだ。畠山さんはこのバッグを指差して言った。「あ、これこれ。これ俺のチャリ。」

 

 

第4章 チャリの定義

 

畠山さんは慣れた手つきでバッグを開けて中身を取り出した。畠山さんが自転車と呼ぶ"それ"は明らかに自転車ではなかった。今考えると絶対自転車ではなかった。しかし夢の中の私にはそこまでの判断力はない。

 

"それ"の外観を説明しよう。自転車のタイヤを想像してくれ。ごく普通の自転車のタイヤ。

 

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(https://wowma.jp/item/278864726?aff_id=kwm)

 

そうそう、これこれ。普通の自転車のタイヤ。これの周りの黒い円の部分を完全に取り除いたものを想像してくれ。

 

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こんな感じ。もう既に自転車ではないしタイヤですらない。まあいい。次だ。この大量の串(串ではない)の先端にはネズミが刺さっていた。

 

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そう。まさにこんな感じだった。ちなみにネズミは全て生きていた。生きた状態で刺さっていた。動物虐待の話になるかもしれないが、まじで「これで超当然!僕らは平気さ!」という顔で刺さっていた。念のため重ねて述べておくがこれは夢の中の話であり、現実世界の畠山さんはバンドメンバーに「あんなにいい人見たことがない」と言われ、大好きな犬について「DOG IS GOD」という曲を作るも、レコーディングの際に泣いてしまい歌うことができず結局お蔵入りになった、という逸話を持つ優しい男である。ネズミを生きたまま串刺しにするわけがない。話を戻そう。畠山さんは「この自転車はこのネズミたちが走る力を利用して走るんだ。」と言った。初めて見るタイプの自転車に驚きつつも興味を持った私は、私も乗ってみたいと言ったように思う。畠山さんは快諾してくれた。「じゃあ作り方教えてあげるよ。」いや乗せてくれないんかい!てか自分で作れるんかい!こうして私は自分の自転車を新たに作ることになった。

 

 

第5章 自転車を作ろう!

 

 "周りの黒い部分を完全に取り除いた状態の普通の自転車のタイヤ"は何故か元からそこにあった。問題のネズミはというと、そこら辺に走っている子らを普通に素手で捕まえていた。もしかしたらあそこは高田馬場だったのかもしれない。「こうやってケツの穴から刺すんだ。1ミリでもズレたらネズミが苦しんでしまって100%の力を出し切ることができない。」なんて解説をしながら畠山さんは慣れた手つきでネズミを刺して行く。クレアーズの店員さんたちは丁度閉店作業を始めており、作業する私たちを気にも留めることなく店のシャッターを閉めた。ちなみにこのシャッターは透明だったため、我々は気楽に店内の様子を伺うことができた。シャッターを閉めたのち、店員さんたちはレジの周りに集まって何かの作業をしていた。

 結局自分では何もできない私はただ畠山さんの華麗な手さばきを眺めていた。作業も終盤に差し掛かっていたその時、突然畠山さんが立ち上がった。ネズミのケツの穴を上手く捉えることができなかったらしく、その悔しさから彼はクレアーズのシャッターを蹴り上げた。素人目に見たら完璧に見えたが、職人の目から見ると明らかな失敗とのことだった。「ひとつでも失敗してしまうと円のバランスが悪くなる…。全てがダメになるんだ。」彼は言った。作業が終盤に差し掛かっていた時に、このミス。ことの重大さを感じた私は、自分のわがままから畠山さんに自転車を作ってもらっていたこともあって励ますことも、謝罪することも、できなかった。悔しがる畠山さんと何もできずただ立ち尽くす私。そんな私たちのところに、さっきシャッターを蹴り上げたときの音が気になったらしく店員さんが出てきた。

 

 

第6章  オチが皆無でごめんなさい

 

「すごく大きな音がしたのですが…どうなさいましたか?」閉店しているはずなのに、シャッターを蹴り上げたこちらが悪いのに、店員さんは低姿勢で聞いてきた。「ああ、すみません。実は」私の言葉を遮り、畠山さんが言った。「めちゃくちゃうんこしたいんですが、お手洗いをお借りしてもよろしいでしょうか?」店員さんは快諾、畠山さんはトイレへ行くべく店員さんと店の中へ消えた。作りかけの自転車と私は取り残されたままだった。

 

 

 

…とこのような夢でした。まじでオチが皆無でごめんなさい。夢って本当に訳が分からなくて訳が分からないですね。私はミイラズか大好きなので、私のこの糞みたいな夢のせいでミイラズに対してマイナスイメージを持つことだけはやめてください。お願いします。再度述べておきますが、畠山さんはバンドメンバーに「あんなにいい人見たことがない」と言われ、大好きな犬について「DOG IS GOD」という曲を作るも、レコーディングの際に泣いてしまい歌うことができず結局お蔵入りになった、という逸話を持つ優しい男なんです。また今度気が向いたらミイラズオススメブログでも書きます。多分。